我が家でもケチャップで味付けした喫茶店風ナポリタンをお昼によく作る。
この洋食屋の定番、スパゲッティとトマトケチャップを和えた「スパゲッティ・ナポリタン」は、ナポリ発祥ではなく日本特有のパスタ料理というのはよく知られるところ。
というのも、イタリアでは基本的にケチャップを使わないので、このような料理が存在しないからだと・・・納得。
このナポリタンの発祥として定説とされているのが、終戦後まもなく横浜ホテルニューグランドの第二代総料理長考案説。
アメリカの進駐軍がスパゲッティにトマトケチャップと塩コショウをかけて簡単に食べているのを見て、もっときちんとした料理にして提供しようと考えて作り出したメニューが「スパゲッティ・ナポリタン」だったとか・・・。
現在でもナポリタンはニューグランドの名物料理として提供されていらしい。一度食ってみたいが、まあ横浜まで出かけることはまずないなあ・・・。